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小さなチーム、大きな仕事
この本の前の版が日本語で出たのが2010年の頭でした。
そののちに完全版が発売され、完全版の文庫版がこの本です。副業とか関係なく「小さなチームで商売をしたい」人には皆おススメです。
「小さく始める、本当に必要なものは何かを考える、そしてちゃんと稼ぐ」
こういった地に足のついた理念を、筆者独特の語り口調で説明するのがこの本の特徴だ。
ちなみに著者の一人のDHHはRuby on Railsの作者だ、といえば興味を持つ人もいるかもしれない。
ノンデザイナーズ・デザインブック
デザインという工程なしにサービスを出すことはお勧めできない。
デザインは単に装飾というだけではなく、構成要素を整理するチャンスであり、装飾そのものも「商品の見た目上の価値をふくらましてくれる」立派な武器になる。
ただしデザインというのは当然専門技能なので、学習なしに行うことはできない。
学習が必要なのです。
生まれついたセンスでサクサクやるようなものではないという理解をすることと、学習すれば結構何とかなるという理解が大事です。
そして素人のための最低限の勉強マニュアルとして最適なのが本書です。
パンフレットや説明資料、プレゼンテーションのスライドなどあらゆる場面で役立つデザインの基本的な原則がコンパクトに収められた一冊です。
必読。
なお、私は版が変わるたびに何回か買って、この本を誰かに貸すたびにパクられている模様・・orz。
マーケティング・マネジメント基本編
マーケティングについて面白く学びたいというなら、基本編じゃないほうのクソ分厚い本をお勧めします。
そっちのほうに掲載されている様々なエピソードが基本編だと除去されていて、マーケティングの基本を広く抑えた教科書としての構成が強くなっているので。
ただ抜粋されているので普段使いには基本編のほうが向いています。通常版はマジで枕並みの厚さがありますので。
なぜこんな教科書然とした本をあえてお勧めしているかというと、世の中のマーケティングをタイトルに含めた本のかなりがコトラーの孫引き(デッドコピー)だったりするからです。
であるなら最初から教科書を読んだほうが安く済んで手っ取り早いです。
ザ・コピーライティング
ライティングはめっちゃ強力な武器・・のはずなんですが私はまだそのパワーを手に入れていません・・。
ただこの本を読んでいるとパウァーを身につけなければいけないということはわかります。
個人的には「長い期間評価され続けている本」はやはり一定の価値があると思っています。
ライティングの技能が長く必要とされ続けていて、人の心理は時代を経ても変わらないものなので、やはりこの分野の名著は名著であり続けているのでしょう。
簿記3級の本
正直商業簿記3級の本ならなんでもいいんですが、大手予備校の本はさすがに構成がこなれているのと、数が出るので安いので良いと思います。
また上の本は「Amazonなか見検索」でかなりの量が読めるので、とりあえずそこのところも評価。
とりあえず簿記全く分からない人はちょっと抑えておくことをお勧めします。
基礎を抑えるには3日もあれば十分(フルに使えるなら1日で良い)で、各勘定科目の残高を増減させる(仕訳の)方法が分かればあとは会計ソフトで何とかなります。
つまりモノを売ったら売上と売掛金の残高が増えて、入金があったら現金が増えて売掛金が減る。こんな感じですね。